
緊急事態宣言
今日は4月22日、緊急事態宣言から2週間が過ぎようとしています。
振り返れば僅か一か月前ここまで状況が悪化するとは思いませんでした。
私自身一か月前、例の3連休には友人とパチンコに行き普通に帰りに外食してたりしていました。
しかし現在、近隣のパチンコ店並びにカラオケ店、居酒屋なども全て休業しています。
こうした国全体が自粛状況にあるにも関わらず、郵便局は全く真逆の状況です。
というわけで今回は4月22日現在の配達状況などについてお話させて頂きます。
目を覆いたくなるような郵便物の山
3月に入ってから新型コロナウイルスの影響が全国に徐々に浸透していく中、真っ先に学校が休校となりました。
その後、ほとんどの人達が自粛というものにウエイトを置くようになりそれと比例するように郵便物が急激に増えていきました。
中でも、アマゾン、メルカリ、ヤフオクを筆頭としたネット決済による郵便物は爆発的に増えていきました。
体感的には一か月前の3倍って感じです。(日々増加中)
正直、通常でもかなりの量の郵便(アマゾンなど)が有りますがこれだけでもかなりのストレス下での配達となります。
そこに降って湧いてきた様な今回の事態。
毎朝、職場に行き文字通り山積にされたレターパックとゆうパケット、ゆうメールを見るたびに気持ちが萎えてきます。
自粛状況下と在宅率
少し前に某〇マト運輸の方の記事をネットで拝見しました。
自粛ムードで在宅率が増えて逆に有難いと.....
正直、「えっ?」って感じです。
私には共感出来る内容では有りませんでした。
勿論、地域も会社も違うし取り扱っている配達物も微妙に違うので一概には言い切れませんが......
私個人の見解としては、配達物がモーレツに増えただけで他はほとんど変わりません。
相変わらず不在のオンパレード、裏を返せば再配達のオンパレード。
唯一救いなのは、企業が自粛状況のせいか若干通常郵便が少なくなっている事だけです。
ポストに入らない郵便物の増加
ここまで、配達物が非常に増えてきた事を中心にお話させて頂きました。
郵便局の場合、アマゾンにしてもメルカリにしても基本印鑑やサインは不要で受け取れます。(小包、レターパックプラスは除きます)
つまり、ポストに入ればそれらの配達物が3倍に増えようがそれほどストレスにはなりません。
しかし、現状はほとんどの配達物が入りません。(通常郵便は除きます)
特に最近のポストは防犯上の為かポスト自体は大きいのですが入れ口が非常に狭いのが特徴です。
ですので、その都度、
インターホン➡手渡し
インターホン➡不在➡不在通知記入➡投函
というサイクルを繰り返します。
中には、不在時はドアノブに掛けておいてくださいという親切なお客様もいらっしゃいますが、
万が一盗難等で無くなってしまった場合、全て配達員に責任がのしかかってきます。
ですので結局ドアノブ配達の申請をしていただいたごく一部のお客様以外は不在の場合不在通知を入れるしか無いのです。
現在の配達状況
〇ネコ〇マトがいち早く導入した非対面での配達。
流石、民間企業は対応はとても柔軟で素晴らしいと感じました。
郵便局も今や民間企業ですが未だにお役所感が払拭しきれずいつもこういった対応が遅い。
とは言え、郵便局も非対面での配達を始めたのでご利用いただけたらなと思っています。
インターホンや扉の向こうで「非対面でお願いします」と言って下さればポストやドアノブに配達します。
一部の書留を除いてほとんどが非対面(印鑑、サイン不要)で受け取れます。
ちなみに、現金書留、特別送達、配達証明、EMSなどは対象外なのでご理解の程宜しくお願い致します。
まとめ
現在、コンビニやドラッグストアを筆頭に様々なサービス業の方々がハイリスク覚悟で業務を続けています。
配達を生業としている方々も同じく非常に厳しい状況下で働いています。
私自身、高血圧の持病があるので毎日不安を通り越して恐ろしくてたまりません。
生きるために働くか、生きるために仕事を辞めるか
そんな事が毎日のように頭の中に浮かんでは消えていきます。
これが、とある配達員の正直な気持ちでなのです。